皆さんこんにちは。
春日部市の歯医者【春日部堀池デンタルオフィス】です。
今回は、多くの方がかかるお口の病気、「歯周病」についてお話しします。
厚生労働省の調査によると、45歳より上の年齢層で「4mm以上の歯周ポケット」を持っている方の割合は、5割を超えているのです。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯周疾患の有病状況」日本人の歯周疾患の実態〈「8割が歯周病」とは?〉より) >
このように身近な歯周病ですが、お口の中だけの問題とお考えではありませんか?
じつは、歯周病は全身の健康に影響をおよぼす可能性があるといわれているのです。
歯周病と関係がある4つの病気
歯周病はお口の中の問題以外にも、全身の健康に深刻な影響を与えることが知られています。
歯周病との関係が深い代表的な4つの病気を見てみましょう。
1.糖尿病と歯周病
歯周病菌が作り出す炎症物質は、「インスリン」という血糖値を下げるホルモンの働きを阻害することがわかっています。
そのため、重度の歯周病は、糖尿病の症状を悪化させるリスクにつながるのです。
また、糖尿病患者さんの歯周病を治療することで、糖尿病の血糖コントロールが改善するといわれています。
このように、歯周病と糖尿病は切っても切れない深い関係があるのです。
2.脳梗塞と歯周病
歯周病は、動脈硬化を促進させることがわかっています。
動脈硬化が進むと、脳の血管が詰まる「脳梗塞」のリスクが高くなるのです。
血圧やコレステロール値が気になる方は、歯周病のケアを意識することで、動脈硬化の予防にもつながるでしょう。
3.誤嚥(ごえん)性肺炎と歯周病
「誤嚥(ごえん)性肺炎」とは、食べものなどを誤って気管や肺に飲み込んでしまうことでかかる肺炎の一種です。
特に、飲み込む力が弱まるシニア世代の方は、注意する必要があります。
誤嚥(ごえん)性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌なのです。
そのため、歯周病を予防しお口の中を清潔に保つことは、肺炎を防ぐことにもつながるといえるでしょう。
全身の健康はお口の健康から!歯科検診で歯周病予防
【春日部堀池デンタルオフィス】は、土曜も18時まで診療しており(2024年2月現在)、予防歯科に力をいれている歯医者です。
定期的な歯科検診で歯周病を予防し、お口から全身の健康づくりをはじめませんか?
当院の最寄り駅は、東武伊勢崎線「一ノ割駅」で、共用駐車場約30台を完備していますので、お車でもご来院いただけます。