皆さんこんにちは。
春日部市の歯医者【春日部堀池デンタルオフィス】です。
むし歯が進行して歯の根まで感染が広がると、これまでは抜歯以外の治療法がありませんでした。
ところが、近年では歯の内部を治療する「根管治療」の発達によって、歯を残せる可能性が広がっているのです。
「根管治療」は、どのようなむし歯を治療できるのでしょうか?
根管治療が必要とされる症例とは?
根管治療が必要となる、「歯髄炎・歯髄壊死・根尖性歯周炎」という3つの病態について解説します。
1.歯髄炎
「歯髄炎」は、むし歯が原因で歯の神経(歯髄)が炎症を起こしている状態です。
冷たいものなどがしみる、じっとしていても歯に鈍い痛みを感じるなどの症状が現れます。
歯髄の炎症が回復する場合もありますが、回復しない場合には根管治療によって歯髄を抜く必要があります。
2.歯髄壊死
歯髄炎がさらに進行すると歯髄が壊死(いわゆる歯の神経が死んでしまうこと)してしまい、「歯髄壊死」となります。
この段階では、温度による痛みを感じなくなるのが特徴です。
・以前は冷たいものがしみたけど、最近痛みを感じない
・最近歯が変色してきた
このような自覚症状がある方は、歯髄が壊死している可能性があるため、早めに当院までご相談ください。
3.根尖性歯周炎
根尖(こんせん)とは、歯の根の先端部分です。
この根尖まで炎症が広がった状態を「根尖性歯周炎」と呼びます。
症状としては、噛んだときの強い痛み、歯ぐきから膿が出るなど、強い痛みをともなうことが特徴的です。
放置したむし歯が根尖性歯周炎まで進行することもありますが、一度根管治療を行った歯が根尖性歯周炎になる頻度の方が高いことがわかっています。
また、根尖性歯周炎に対する治療成功率は、初回では86%であるのに対して、再治療では62%に低下するというデータがあります。
(参照:厚生労働省 e-ヘルスネット「歯の神経の治療(根管治療)」根管治療の成功率 〈3〉根尖病変のある歯髄壊死、〈5〉根尖病変のある再根管治療 より) >
根管治療後の根尖性歯周炎の治療は、特に難易度が高いのです。
そのため、最初の根管治療で徹底的に歯の内部を洗浄・除菌することが大切になります。
【春日部堀池デンタルオフィス】では、「マイクロスコープ」を導入しており、細い歯根内を拡大しながら精密な治療が可能です。
院長は、「日本歯内療法学会 専門医」の資格を有しておりますので、根管治療はおまかせください。
「根管治療」~大切な歯を残す治療を選択しませんか?~
【春日部堀池デンタルオフィス】は、東武伊勢崎線「一ノ割駅」から徒歩圏内で駐車場(共用)を30台分ご用意しております。
根管治療は通院回数が多くなる傾向にありますが、当院は土曜も18時まで診療しているため通いやすい歯医者です(2024年2月現在)。
診療室は半個室となっており、WEB予約にも対応しております。
春日部市で根管治療をお考えの方は、ぜひ当院へご相談ください。