皆さんこんにちは。
春日部市の歯医者【春日部堀池デンタルオフィス】です。
歯磨き剤に含まれる「フッ化物」は、むし歯に対して高い予防効果があります。
しかし、市販の歯磨き剤と歯科医院のフッ素塗布に使用する薬剤とでは、フッ化物の濃度が大きく異なることをご存じでしょうか?
フッ化物の濃度は、むし歯予防において重要な影響があるため、この記事で理解を深めていただけますと幸いです。
フッ化物のむし歯予防効果とは?
「フッ化物」は、次の効果によってむし歯を予防します。
・歯の再石灰化を促進する
・むし歯菌が作る酸から歯を守る
・むし歯菌の活動を抑制する
フッ素(フッ化物)を活用したむし歯予防の研究は50年以上の歴史があり、有効性・安全性が証明されています。
(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物利用(概論)」より) >
市販歯磨き剤と歯科医院のフッ素塗布~濃度の違い~
フッ化物の濃度は、「ppmF」という単位で表示されます。
市販の歯磨き剤にもフッ化物は含まれていますが、その濃度は1500ppmF以下と決められています。
一方、歯科医院のフッ素塗布に使用するフッ化物濃度は、9000ppmF程度でありとても高濃度なのです。
フッ化物によるむし歯予防効果は濃度に依存しており、1000ppmF以上では500ppmF上がるごとに、予防効果が6%上昇するというデータがあります。
(参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「フッ化物配合歯磨剤」より) >
そのため、日々のケアで歯磨き剤を使用するだけでなく、定期的に歯科医院でフッ素塗布を受けることで、より高いむし歯予防効果を得ることができるのです。
「春日部堀池デンタルオフィス」の定期検診でむし歯予防
【春日部堀池デンタルオフィス】の定期検診では、高濃度のフッ素塗布を施術します。
土曜も18時まで診療しておりますので、定期的に通いやすい歯医者です(2024年2月現在)。
当院では、お口のクリーニングはもちろん、患者さんお一人お一人に合わせて効果的なブラッシング指導も行っています。
いつまでも自分の歯で食べるためにも、ぜひ当院の予防歯科をご活用ください。